前九年・後三年の役の実像 中公新書 高橋崇 中央公論新社エミシ ノ マツエイ タカハシ,タカシ 発行年月:1991年09月 予約締切日:1991年08月25日 ページ数:221p サイズ:新書 ISBN:9784121010414 平安時代の東北史/六郡支配への道程〈安倍氏の場合〉/山北支配への道程〈清原氏の場合〉/前九年の役を考える/後三年の役を考える 平安時代中期、陸奥の北上川中流域を席巻していた安倍氏と、出羽の山北地方一帯を押さえていた清原氏は、その勢力が最大に拡張したとき、国家権力の介入を招いて滅亡の災禍に見舞われる。
前九年の役、後三年の役の両合戦である。
古代東北史を語る上で不可欠の大事件にも拘わらず、顛末を伝える史料に乏しく、検証も疎かにされてきた両合戦の実像を、厳密な史料批判のもと再検討し、蝦夷の末裔である安倍・清原氏の興亡を描く。
本 人文・思想・社会 歴史 日本史 新書 人文・思想・社会